東京土建一般労働組合　足立支部

35歳頃に地元宮崎県に家族旅行をした際の写真/霧島方面のバラ園満喫

　私のふるさとは霧島連山そびえる宮崎県都城市です。芋畑が広がり芋焼酎の工場が多くある地域で、焼酎の黒霧島が有名です。春にはレンゲや菜の花が絨毯の様に広がり、美しい桜吹雪の中を学校に通いました。また家の前を大淀川が流れていて、夏には水泳や魚釣りをしたり、冬には裏山でメジロを捕ったりと、広大な自然の中で伸び伸び育ちました。

20歳頃に玩具を配送する外山さん

　家庭の事情で高校へ行けなかった私ですが、縁あって足立区竹ノ塚の玩具工場に就職。20歳で借家を借りて独立しました。その後、25坪の工場を建て、30歳で現在も住む谷中の地に50坪の土地を買い、自宅兼工場を建てました。
　ありがたいことに、とても忙しかった玩具工場の仕事ですが、だんだんと先細り。そんな時、ホンダの四輪乗用車製造が始まり、オートマチック部品製造の仕事を受注することができました。車種が増えると共に作る部品も多くなり、５人でフル稼働するという嬉しい悲鳴。とても好調だった仕事ですが、昭和の終わり頃になるとコストカットのため、製造依頼が中国に行くようになってしまいました。そんな時に建築金物を手掛けはじめ、建設業界へと足を踏み入れました。
　東京土建にはその頃加入し「役員はやらない」と思いつつも、群長・書記長・財政部長と様々な役を担うことに（笑）。その後、前分会長が亡くなり、やる人がいないからと分会長代行を引き受けることになり…４年目。現在に至ります。
　コロナ禍が収まりつつある昨今、今年度こそは伸び伸びと行動できるのではないかと期待。若い人を引き入れるための魅力あるイベントを企画、新しい人材を引き入れていきたいと思います。
　生涯青春！新しい分会長の誕生に向け、神明分会役員一丸となり精一杯頑張っていきたいと思います。

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