東京土建一般労働組合　足立支部

大の仲良し六木分会/(左方着座)尾久さん

　わたしのふるさとは茨城県猿島郡総和町です。２００５年に古河市と統合し名称が変更。利根川大花火大会が有名だと思います。
　昔のことを思い返すと、小学校の頃はやんちゃだったかもしれません。２階から校長の頭に雑巾を落として停学になったり、授業をボイコットしたり、やりたいことしかしない子どもだったと思います。ただし、家の手伝いだけは別。母親の体が弱かったこともあり炊事洗濯をよく手伝っていました。理由は思い出せませんが、おやじにはよく怒られた記憶しかありません（笑）。スポーツは少年野球をやっていて、県大会に出たこともあります。ポジションはセンター、レフト、ライトで内野はセカンドを守っていました。
　16歳で上京。ゲームポーカー屋やホテルなど、夜間の仕事をメインに働きました。その後、新潟のおじいちゃんが亡くなったことを切っ掛けに、職人になりました。当時すでに結婚していましたが、新潟にいるおばあちゃんを「一人ぼっちにはできない」と新潟に行き、そこで建設の仕事に就きました。最初は土木の仕事でスコップマンから始めました。すると、頑張った分だけ認めてもらえる「職人」にやりがいを感じ、楽しくなってきました。中卒だったこともあり資格取得に一苦労。高卒の人と違って、一から勉強しないといけないため、学生時代よりも頑張って勉強をした記憶があります。
　趣味は釣りで、中でも磯釣りが大好きです。ルアーではなく餌釣りをしていて、伊豆の崖っぽいところから港まで、幅広く出掛けています。目標は「刺身にできる魚」を釣る事です。仕事面では、奥さんを亡くしてからやる気が起きない状況でしたが、充電期間を経て現在は頑張っています。そして、気付けば組合でも役員として頑張ることに（笑）。
　当初、名前だけ貸していましたが、分会の仲間に恵まれ今では楽しく会議やイベントに参加しています。私は数字に弱いのですが、組合が税金をはじめとした諸手続きでお手伝いしてくれるので、とても助かっています。

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