東京土建一般労働組合　足立支部

拡大打上式/奥様悦子さん(左)石沢さん(中)義兄岡野さん(右後)

　私のふるさとは秋田県平鹿郡山内村です。
　山々に囲まれた自然の多い地域で、一度雪が降ると家へは２階の窓から出入りをしなければならない程に積もります。
　田舎でしたので、小さい頃は年齢関係なく近所の子ども達が集まって遊んでいました。山でオニゴッコをすることが多かったのですが、これがまた大変。なにせ誰も捕まえられないので終わりはありません。暗くなったら自然解散です（笑）。
　冬になると雪山でスキーをして遊びました。朝から晩まで滑っていたものですから自然と上達。自己流でしたが大会では毎回入賞する事ができました。
　中学を卒業し上京。夜間高校に通いながらタクシー修理会社で働きました。その頃資格を沢山取ったものですから、今でも車検前にある程度直してから持って行きます。また、当時は草野球チームに所属していたのですが、その時に運命の出会いが…応援に来ていた子に一目惚れです。で、なんやかんやあり家族に。初デートはフジボールです（笑）。
　20年程自動車修理をして働きましたが、職人をしているお義兄さんが独立をするということで、その手伝いをするため職人に。また職人になると同時に土建にも加入しました。気付けば分会長を押し付け…任せてもらい10年程が経ちます。
　職人になり、土建に入って本当に良かったと思っています。職人は自由ですし、自身の頑張りが結果に反映されやりがいがあります。また、土建では仕事仲間・遊び仲間、本当に多くの出会いがありました。共済制度にお世話になったこともあり感謝です。
　長年続けた分会長ももうすぐ定年。今後は世界一可愛い孫と遊び、ビーチボールバレーを楽しもうかなと思います（笑）。

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