東京土建一般労働組合　足立支部

　足立支部では現在１階会議室の「木質化工事」を行なっています。２０１０年に公共建築物の木造化を推進する法律が制定しました。木質化には地球温暖化防止・林業の発展・再生可能資源である、などの様々なメリットがあります。このことを受け、足立支部としても会館の一部を木質化し、その魅力を発信しようという取り組みです。
　今回の私のふるさとは、支部会館の木質化工事をお願いしている、池内工務店勤務の野尻悠介さんのふるさとについて取り上げました。

　私のふるさとは熊本県熊本市です。生まれは足立区なのですが、生後１ヶ月で熊本に越し、熊本の大自然の中で育ちました。
　子どもの頃は木登りやサッカー、近くの田んぼでオタマジャクシを捕ったりするなど、とても活発に遊んでいました。はだしで走り回ることが多く、焼肉店で兄と走り回って掘りごたつに落ち、鎖骨を骨折したこともあります。また、木から落ち怪我をすることも多々ありました。当時阿蘇にあるおばあちゃんの家で魚のつかみ取りをしたのも、今は懐かしい良い思い出です。
　中学３年のある日、ふと実家の修繕をしたいなと思い立ちました。私が大工の道を目指すようになったきっかけです。中学を卒業し大工を目指して蔵前工業高校に入学。その後建築カレッジに入学し、今年の３月で無事卒業できました。
　大工は覚える事が多く、日々勉強の毎日ですが、先輩（同じく蔵前工業高校卒業から建築カレッジへと進んだ池内工務店勤務の植田裕太さん）にも恵まれ仕事はとても楽しいです。将来は海賊王に・・・間違えました。将来は自分で工務店を持つことが、私の夢です。そのためにも今はコツコツと下積みを頑張ります。

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