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石川県輪島市 能登はやさしや土までも 自然と郷土文化あふれる町 細谷孝一・皿沼・看板
私の故郷は、石川県輪島市です。輪島と言えば、漆器と朝市が知られ、100件以上の出店で賑わいは中々の物です。 しかし、奥能登輪島にはまだまだ隠れた名所があります。 本当の輪島≠見られるのは、輪島港から沖合い50キロにある舳倉島(へぐらじま)です。港から定期船で約2時間 の距離。朝10時に出発し、午後3時に本土に帰る便だけ。 世界有数の「渡り鳥の交差点」と言われるほど、小鳥が多い島です。渡る時は天気を見て乗船すると良いですよ。
日本遺産になっている奥能登の祭りもおすすめです。 代表的なのは、担ぎ山車のキリコ祭り。近くの町に「あばれ祭り・曳山祭」がありますが、欠かせないのがなんといっても名舟町の勇壮な御神乗太鼓(ごじんじょだいこ)で、石川県の無形文化財です。顔にはこわいお面をかぶり、腰にはロープをからめ大太鼓回りを乱れまわり、乱舞します。 人情味のある町で『能登はやさしや土までも』という地方の言葉が今も残っています。 子どもの頃、勉強よりも遊ぶ方が大好きで、中学校の頃はすぐ海に出かけて、浜辺で自然乾燥させた小鰯を2〜3匹失敬し、空腹を満たしていました。 今思えば悪いことしたなと思いますが、おかげで骨太になりました。 父親は塗物の木地を作っていて、18歳の時その皆習いをしたけれど、どうにも自分に合わないと気づきました。 父親に相談したところ、東京で兄二人がいるので、出て来る事になりました。 兄は印刷職人だったので私も印刷業界に入り、2年3か月いましたが、昭和39年に退社し、2番目の兄が板橋で看板業を営んでいたので、入社を認めてもらえた事が、私の看板業の始まりです。 当時は東京オリンピックで、国立競技場の外から眺め、聖火台を見たことが懐かしい思い出です。
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