地図
佐藤美千子
入江 真
宮城昭治
木村美紀
飯村尚美
関口鐵夫
佐々木文雄
遠藤茂雄
近藤定夫
田中 健
神田春之
有川美秋
笠原美津子
佐藤二九二
今田玲子
横山良二
増子今朝男
高橋 昇
小野寺春子
深沢 洋
東京都足立区・南花畑 遊び・組合・仕事・プライベート 何事も楽しくがモットー 大倉哲治(花保分会)
私のふるさとは東京都足立区南花畑で、今も同じ場所に住んでいる生粋の足立っ子です。この地域は今でこそ大きな道路が横断し交通量も多いですが、私が子どもの時分にはアスファルト補装などされていない凸凹な農道。車は一時間に一台通るかどうかという状態でしたので、よく道中で缶蹴りなどをして遊んでいました。メンコやベーゴマも流行っていて、父から留守番を頼まれたらチャンス!10円を握りしめ、強いベーゴマを吟味しにこっそりと抜け出したものです。また、当時は地域毎にガキ大将がいる時代。隣町に強いやつがいると聞いては仲間たちとチャンバラ合戦をしに行きました。ちなみに、争いが終わると皆打ち解け仲良くなるから不思議。中には今だに連絡を取り合う友人もいます。 中学校は当時新設されたばかりの花保中へ進学したのですが、まさにスクールウォーズ。各地域の力自慢が頂点目指す勢力争いの真っ只中でしたので、校舎はあちこち穴だらけで頭上から机が降ってくるような状態でした。その時代を生き抜くコツはたった一つ、目立たずに過ごすことです。…間違っても他人の悪口は言ってはいけません。友人は小声で悪態をついたのがバレ、翌日会った時には顔がアンパンマンみたいになっていました。
高校は工業高校電気科へと進学、卒業後は首都高関係の電気会社に就職しました。人に指示を出すのが得意ではなく夜間の仕事だったこともあり、だんだんと疲れが蓄積されていきました。そんなある日、畳屋を営んでいた父から「家業を継ぐなら3年以内に決めろ」と言われ、期限一杯まで働きながら悩んだ末に継ぐことを決意。結果、私の性に合っていたのか体調は改善され、むしろ以前より体が強くなり絶好調です(笑)。それに手に職がついたことで年を取っても仕事が続けられるので、継いで大成功。親には感謝しかありません。 組合へは畳屋を継いだ際に健康保険を目的に加入。これまで様々なトラブルの際に助けて戴き、まさに「いざという時の東京土建」を実感しています。今では何かあれば「組合に相談しよう」と思うようになり、職人仲間には組合への加入をオススメしています。 仕事もプライベートも楽しむのが一番。コロナ禍で大変な時期ではありますが、これからも楽しむことを忘れず、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います!
東京都足立区のホームページ