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岩手県東磐井郡 九死に一生を得るも未だ健康 全力で走り抜けた人生振り返る 小野寺和平・鹿浜分会
私のふるさとは岩手県東磐井郡千厩(せんまや)です。 千厩という地名の由来は、過去クーデターが起きた際、この地に天皇の命で源義家が遣わされ、当地域に千棟の厩舎を設け軍馬を配した事から「千の厩(馬小屋)」の意をもって「千厩」と呼ばれるようになりました。 山々に囲まれた自然溢れる場所で、子供の時分にはちゃんばらをしたり駆け回ったり、空を見上げBー29(戦闘機)を眺めていた事を思い出します。 中学卒業後は、父親の影響もあり左官職人に。23〜25歳までは仙台で過ごし、その後東京へ移り住みました。 当時は三鷹在住でしたので三鷹支部に所属しており、仲間と3人で青年団(現青年部)を設立しました。ちょうど調布支部から三鷹支部が枝分かれしたタイミングでしたので、三鷹支部の結成式を我々青年団で執り行ったのは良い思い出です。 29歳で結婚し足立区に越し、足立支部の仲間となりました。足立支部では資料を鉄筆のガリ版刷りではなく印刷機で刷っているのを見て「こんな便利な物があるのか!」と非常に驚きました。 こうして思い返すと色々なことがありましたが、一つ忘れられない事があります。それは24歳の時分、8階の足場で作業中に3階まで落下してしまった事です。奇跡的に打撲で済みましたが、九死に一生とはまさにこの事だと思いました。その後病院に入院したのですが、筋肉注射が痛すぎて嫌すぎて…2日で逃げました(笑) 今でもちょくちょく手伝いで仕事に行きますが、今後はゆっくりして若い人達を応援していきたいと思います。今まで全力で走り続けましたので。
岩手県一関市のホームページ