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東京都足立区/本木 やるからにはとことん 仲間の力でより良い組合目指す 真木泰久/本木分会
私のふるさとは東京都、生まれも育ちも足立区の本木地域です。
懐かしき日々 今から50年程前の本木は自然が多く、そこかしこに大きなセリの田んぼがありました。夏場には睡蓮、冬場にはセリの花が咲き、今では埋め立てられてしまいましたが、子供たちにとっては水遊びやザリガニ釣りをしたりできる良い遊び場でした。他にもメンコやベーゴマも流行っており、父が石工だった私はベーゴマをグラインダーで削るなど日々研究していたことを覚えています。 私が中学生時代の足立区と言えばやんちゃな方が多い時代。特に私の通っていた足立六中は区内でも指折りの元気な学校で、割れていない窓を探すほうが難しいような状況でした。ちなみに私は生徒会役員を3年間続け、友人の母が営む英語塾に通っていましたので、喧嘩とは無縁な学生生活でした(笑)。
組合に出会う 高校は蔵前工業高校に進学し構造計算について学び、大学では建築を専攻し卒業後は父の跡を継いで石工になりました。もともと物作りが好きな性分だったこともあり、父の仕事を継ぎ今に至ります。当時はじん肺の怖さがあまり知られておらず、石工職人はマスクはしないのが当たり前でした。しかし私は職人になると同時に組合に加入し「労働安全教育」を受講していたため、その怖さと対策の重要さを学ぶことができたため、今も元気で過ごしています。 加入の切っ掛けは近所の大工さんが拡大訪問に訪れたこと。その中で土建国保の手厚い保障内容に興味を持ち、加入を決めました。5年程が経過した頃でしょうか、再び役員さんが訪問に訪れ「そろそろ群長をやってくれないか?」との打診をされました。最初のうちは居留守を使い逃げていましたが、妻から「やることやらない人間は卑怯者だ」と言われ「まったくもってその通りだな」と納得し、引き受けることにしました。役員もやってみると思いの外楽しいもので、気が付けば分会長になり、今では支部執行委員長をさせて頂くようになりました。
仲間達に感謝 小さい頃から「やるからにはとことん!」という想いがあったため、拡大月間などは家を空けて妻から小言をもらうこともありました。しかし、仲間が相談にきたらほうっておくわけにもいきません。仕事が忙しくても仲間の話をきちんと受け止めることを心掛け、これまで約20年役員を続けてきました。大変なことも多々ありましたが、今では多くの繋がりや得難い経験をすることができたことに感謝しています。支えてくれた組合と仲間たちには感謝しかありません。
最後まで全力 そんな私ももうすぐ65歳。年齢制限のため役員任期も残り僅かとなりましたが、役員・書記一同手を取り合って最後まで全力で頑張る次第です。コロナ禍ではありますが、どうぞ皆様のお力をお貸しください。仲間の力を団結しより良い組合を作っていきましょう!
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