地図
佐藤美千子
入江 真
宮城昭治
木村美紀
飯村尚美
関口鐵夫
佐々木文雄
遠藤茂雄
近藤定夫
田中 健
神田春之
有川美秋
笠原美津子
佐藤二九二
今田玲子
横山良二
増子今朝男
高橋 昇
小野寺春子
深沢 洋
東京都足立区/梅田 父の大工姿に憧れ職人の道へ 縁あり組合でも大活躍 布川裕司・花保分会
私は荒川区女子医大病院で未熟児として生まれました。足立区梅田で6歳頃までを過ごし、荒川河川敷土手で父が作った木製ソリに乗って遊んでいたことを思い出します。 小学校に入学して一学期を終えた時、足立区東保木間に引っ越してきました。当時は田んぼや用水路がたくさんあり、四手網や玉網でメダカやフナ、ドジョウ、ザリガニを捕ったりして、日が暮れるまで遊んでいました。夜になるとカエルの大合唱が聞こえたのが懐かしいです。 小学生の頃、大工仕事をする父の姿に憧れ現場に遊びに行って恰好を真似し、トンカチで板等を打って遊びました。二階建ての家の屋根に上がり作業をしている父の姿がとてもかっこよく、今でも目に焼き付いています。昼は父の大工仕事を手伝いながら学び、夜は定時制の学校に通いながら仕事。忙しくはありましたが、道具の使い方から床の間や押し入れの造作、階段の墨付けや板の加工、取り付け、鴨居や敷居の取り付け等とても多くのことを教わることができました。中でも印象的だったのが、父は私が失敗しても「決して怒ることなく、丁寧に教えてくれたこと」です。今では私が人に仕事を教える立場、父から教わったことをそのまま教えています。 私が29歳頃のこと、仕事でお世話になっていた左官屋の仲間に誘われ組合に加入。最初は群会議にお金を持って行くだけ、十数年後に分会役員を勤めることになるとは思いませんでした(笑)。当時、分会が合併をして花保分会となったばかりの頃、仕事等でもお世話になった分会役員の仲間たちには大変感謝しています。その恩返しのためにも、花保分会をより盛り上げていきたいと思います。
足立区のホームページ