東京土建一般労働組合　足立支部

10年前訪れた南房総鴨川グランドホテル/仲間たちと鈴木さん(前列中央)

　私のふるさとは、日本屈指の暑さで有名な埼玉県熊谷市です。昔を振り返り真っ先に思い出すのは、春になると見られる荒川土手の桜のトンネル。これは筆舌に尽くし難い程に綺麗で、私の原風景とも言える景色です。
　六人兄弟の５番目として産まれ、子どもの頃は素直な良い子だったと思います。いじめっ子と戦っていたし、自分で言うくらいですから間違いありません（笑）。友達とはメンコや自作の竹馬でよく遊びました。また、学ぶことも大好きでしたが、家にお金がなくて進学はできず稼ぐため東京へ。15歳になる頃浅草にある親戚の家に身を寄せて塗装の仕事をはじめました。
　その後、10数年に渡り塗装の仕事をし、５年ほど建材屋さんでサラリーマンを経験しました。そんな時、有難いことに子どもを授かり「４万５千円の給料じゃ食っていけん」と塗装の仕事に戻りました。それからと言うもの我武者羅に働き念願叶ってマイホームを購入。負けず嫌いな性格ですので、技術では絶対負けたくないと必至になって親方の技を盗みました。その甲斐あって、85歳になった今も塗装の技術は誰にも負けない自信があります。
　さて、私の健康の秘訣は日々のアルコール消毒。充実した日々を送るには、体の中までアルコールを行き渡らせる必要があります（笑）。そして組合の仲間は「永遠の友達」。これからもそんな友達と共に組合を盛り上げていきたいと思います。

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