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足立区関原 組合がもう一つのふるさと カンナ削りに魅せられ大工に 國井眞一・栄分会・大工
生まれは足立区関原ですが、昭和40年頃までそこは「本木町2丁目」でした。 小学生の頃は畑や田圃、牧場も関原や梅田にあり、毛長川から農業用水(本木掘り)も引かれていて、休日には四つ手網で「小魚」獲りに熱中していました。 西新井小学校あたりまでまだ水路があり、西新井駅前バスターミナルは砂利敷きで、雨が降ると水溜りができるような状態です。 駅前の建物は2階建ぐらいが高い方。 紡績工場への引込み線では、貨車を人が押して工場に移動させていました。 私は9人兄弟の2番目で長男です。 実家の仕事は昭和45年頃まで、その頃地場産業でもあった紙漉き業でした。 ただし紙漉きといっても「和紙」ではなく、古紙を溶かして草履の芯や鞄などの調整用の厚紙などで、今の紙の卵パックに近いものです。 大工になりたいと思ったのは、大工さんの「しゅわー」と出るカンナ削りや綿のように出るカンナ屑を見て、『自分もやってみたい』と思ったことから。小学6年の時には「大工クラブ」に入って、壁穴ふさぎやスノコの修理などを楽しくやれたことでした。
大工として働くようになり、自分たちの保障や建築仲間の情報、仕事確保につながればとの思いで、一緒に転職した父と私、それに弟の3人で東京土建に加入。 組合活動の中で教宣部を受けたとき、月刊の家族新聞『おれんちだより』を8年ほどつくり、発行4年目の頃、NHKから取材を受け、『“おれんちだより”編集中』というタイトルで放映されました。1ヶ月ほど仕事先や兄弟たちなどを撮影され、今でも集まると皆で若かった頃の映像を楽しく見ています。 仕事先では「前は何をしていたの?」と聞かれるほど、組合で学んだ事が役立っており、もう一つのふるさとかな。そんな組合に乾杯!。
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