東京土建一般労働組合　足立支部

　　私のふるさとは東京都杉並区下井草です。静かで犯罪の少ない、都心にアクセスの良いこの地が好きでした。
　こうして振り返ると、子どもの頃楽しかったのは野球でしょうか。小学４年生の時にしたキャッチボールが楽しく友人の誘いでクラブに入部しました。バントが得意な５番バッター（笑）。４番が区選抜の子でしたので、その子を進塁させるためのパートナーとして活躍しました。
　中学でも野球部に入部。しかし派閥争いなどがあり、私がやりたいのはあくまでも野球でしたので即退部しました。すると翌日、友人から「都大会まで行けたら辞めていいから剣道部に入ってくれないか」との誘いが…入部しました。そして時間は経ち、中二の夏。団体戦都大会進出を果たしました。するといつしか、剣道の魅力にドはまり。週五日の部活動の後に地域の道場へ通い、家に帰れば自主練をする日々となりました。高校では大将を任され、自分の中では大満足。やり切ったと自負しております。

　その後、友人と訪れたレンタルビデオ屋で突然、物凄い刺青の人に「ヒマなら内装職人やらねぇか？自由で楽しいぞ」と誘われ入職しました。ほら、剣道をやり切ったので良いかなと思って（笑）。そこから軍隊のような生活が始まるのですが、人生の多くはココで学んだと言っても過言ではありません。

　 しかし、重いものが持てなくなってしまい仕上げ屋に転職。25歳で独立し、青年部の仲間に出会います。友人たちが頑張っているので付いてきている節もありますが、足立区の催しを手伝ったり、お寿司を食べたり、メーデーの出し物を作ったりと楽しんでいます。

　今後は、私を信じ付いてきてくれている仲間たちが「幸せだ」と思えるように頑張りたいと思います。

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