東京土建一般労働組合　足立支部

　私のふるさとは、東京都足立区関原です。関原と言う地名は、関原二丁目にある関原不動院大聖寺にちなみ、１９７０年から使われているもの。それまでは、本木町と言う地名で親しまれていました。　幼少期、大聖寺から土手へかけての関原通りと言えば、とても賑わう商店街。２年前まで足立成和信金のあった場所には以前、大原館と言う映画館が居を構え、ゴジラ・ガメラ・ガッパなどの怪獣映画や、密かに日本初の3D映画ではないかと思っている仮面の忍者赤影など、様々な映画を観に行きました。そんな我が故郷は現在、大規模な道路建設工事が進行。景観がだいぶ変わってしまったように感じています。１００号線（尾竹橋通り）が環七まで完成した頃、中学校の卒業式後に同級生たちと談笑しながら歩いたあの日。まさに青春時代。今でも鮮明にあの時の光景が蘇ってきます。

　そんな関原で、今は無き本木東小学校と七中、そして大学へと通った学生時代。卒業後は一時離れるも関原へと戻り、父が叔父２人とやっていた工務店で共に働き、現在は一人で仕事をしています。そして、関原へ帰ってくるのと同じ頃に東京土建へ加入。父らと同じ本木分会に所属し、現在へと至ります。
　土建に加入した当初は、分会厚生文化部長をしていた父のサポート。西新井大師にあった支部会館までを送迎し、住宅デーのお手伝いや予算要求集会に参加していました。その後は、分会からのお誘いもあって教宣部長・書記長・分会長・支部常任・副委員長を経て、役員定年後の現在は会計監査をしています。この20数年の役員活動で、仕事だけをしていては知り合うことのなかった仲間達と出会い、交流。多くの新たな知識を得られたことは、私にとって得難い大切な経験です。
　これまで支えてくださった皆様には、心から感謝。そして、今後ともどうぞ、末永くよろしくお願いします。

 

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