東京土建一般労働組合　足立支部

　私が生まれたのは、父の故郷である千葉県九十九里町です。足立区西伊興に住んでいましたが、たまたま帰省した際に私が誕生。そんな縁もあって、お正月やお盆休みなどの休みには必ず帰省するようにしています。冬暖かく夏涼しいこの地域は、イワシ・ハマグリ・ながらみ・海っ子ネギ・お米などが有名で、何を食べても新鮮で絶品です。

　幼少期にテレビで見た「トラック野郎」に衝撃を受けてからはデコトラ好きに。父親が10ｔトラックの運転手で、よく父の仕事に同行させてもらっていたこともあり、いつしかトラックの運転手になることを夢見るようになりました。今でこそトラックを生業にしていますが、高校卒業後はバイトをしていた建設会社に就職。解体工事の部署で、様々な経験させて頂き、とても楽しく働かせてもらいました。その際大変だったのが廃棄物分別。何せ、私には全てがゴミに見えるものですから判別不能で…よく先輩に叱られていました（笑）。
　23歳の頃、ダンプの持込運転手を始めたのをきっかけに埼玉土建に加入。その後、引っ越しに伴う足立支部への転入や事業転換による脱退を経て、現在は入谷舎人分会に所属しています。最初は集まりが面倒でしたが、分会イベントに参加するうち役員に誘われ、今に至ります。仲間と交流する中で、いつしか「面白いから手伝います！」に考え方が様変わり。素敵な仲間に恵まれ、日々楽しく活動させて頂いています。
　個人事業を始めたばかりの頃、急性十二指腸潰瘍になってしまい「土建の魅力」を心底実感したことがあります。その頃の私はまだ収入も少なく、この先どうしようと不安でいっぱい。藁にもすがる思いで支部に相談したところ、丁寧に入院給付金や医療費全額負担があると教えてくれました。本当に心から安心して入院をでき、加入していて良かったと胸を撫で下ろした記憶があります。ちなみに入院中の食事は重湯。固形物のない汁物に７千円を支払い、お金に余裕がなかったことも相まって、驚いた記憶。こちらも鮮明に覚えています（笑）。
　趣味は子どもの頃から変わらず自動車全般で、やはりデコトラが一番。仕事に支障のない範囲で飾り付け、イベントに参加し楽しんでいます。今後は、住宅デーでトラックを使用した死角体験をしたいと考えています。あとは、最近お酒を飲んだ後に記憶がない時があるので…飲みすぎには注意ですね（笑）。

 

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