東京土建一般労働組合　足立支部

組合の仲間とのゴルフコンペは定例開催/左前が川野さん

　私のふるさとは鹿児島県南さつま市（旧・加世田市）です。周囲を連なる山々が囲み、国道沿いには「みかんとホタルの里」という看板が設置され、これだけでもいかにのどかな場所であるかが想像できるかと思います。
　実家は農家で、地名の通りさつまいもを作っていました。放課後や休みの日には農業の手伝いが当たり前。しかし、たまの休みには山や川へと遊びに行き、年に一度は枕崎の海で海水浴を楽しんだものです。
　過疎化は日本中どこでも一緒ですが、我が故郷も過疎化が進行。今では思い出深い小学校、中学校が廃校となってしまいました。しかしながら中学校の隣にあった本格焼酎の工場は今でも健在。通学の度、かぐわしい匂いを嗅いでいたことを思い出します。東京のスーパーでそのブランドの焼酎を見かけると、つい嬉しく感じます。
　高専を卒業すると台東区の水処理専門会社に就職。３年程が経った頃、独立した先輩に誘われたのが「設備工事業に携わるきっかけ」となりました。
　その後、40歳で独立。知り合いの社会保険労務士が東京土建をすすめてくれたのがきっかけで今に至り、気付けばなんと分会長になっていました。

鹿児島県南さつま市のホームページ